こちら記事では【漫画版】チェンソーマンの内容に触れております。まだ、これから本編を読まれる方、結末を知りたくない方は読むことをおすすめいたしません。また、私自身の勝手な解釈も含まれています。
本編を読まれていない方は、ぜひ読んで見てください!!
あらすじ
デンジたちを襲撃した男たちは、倒したデンジを車で回収しようとしていた。仲間の一人が2人でデンジを抱えようとしたその時、何かしら違和感を覚える。
次の瞬間、「パン」というけたたましい音と共に仲間の一人が地面に叩き潰されたように、着用していた衣類だけを残し〇んでしまう。
そして、周囲にいた仲間たちにも〇んだ仲間の血肉が弾け飛ぶ。すかさず女(ヘビの悪魔と契約している)は、無線でマキマの死亡状況を確認するも、無線先でも同じような現象が起きていた。
マキマは、終身刑以上犯罪者30人ほどと、京都駅周辺で一番標高の高い神社を貸し切り、犯人たちを遠隔で攻撃していた。次々に犯人たちを潰していく。
そして、仕事を終えたマキマは、現地の部下たちに東京に帰ることを伝える。
印象に残ったシーン
しばらく刀の悪魔に変身できない男
死亡したデンジを運搬中、男は「しばらく俺はもう戦えねぇぞ」と女に伝える。
26話では、デンジを一刀両断した後、顔が泥のように溶け落ち、素顔が見え変身が解除されていた。そして、変身解除後は顔から滝のような汗が噴き出すように出ており、見るからに疲労困憊の様子であった。
エネルギーはデンジと同じく体内の血液?
悪魔に変身している時は、デンジがチェンソーの悪魔に変身している時のように、体内の血液をエネルギーにしているのかもしれない。
また、男はデンジとの戦闘前にもアキと幽霊の悪魔とも連戦している。その際、アキからは呪いの悪魔の能力で一度〇されている。
加えて、姫野と契約していた幽霊の悪魔からも、〇されそうになるまで追いつめられていた。復活と再生を短いスパンで繰り返していたため、戦闘続行が困難なことが男のセリフとして描かれている、と思われる。しかし、アキたちの命を削った攻撃に対し、焦る様子を見せていた。そのため、このような状況になることは男自身も想定していなかったのかもしれない。

デンジも“ヒルの悪魔戦”で、未完全状態での変身で戦闘を行っていた。これも、前の“コウモリの悪魔”との戦いで負傷した部位の再生を繰り返したことで起きた出来事だ。男もこのまま戦闘を続けていけば、未完全の変身状態で戦いを強いられていたのかもしれない。しかし、今回マキマの攻撃のターゲットになったのは、男の仲間たちだけであった。
圧殺されていく仲間たち
マキマの遠隔攻撃により、犯人たちは一人ひとり潰されていく。
頭上からとてつもない圧力で地面に叩き伸ばされたり、上半身を雑巾のように搾り上げあるなど攻撃が加えられていた。そして、「パン」「ベシャ」などのけたたましい擬音と共に、その仲間の目の前で姿を見せずに〇して見せたのだ。姿の見えない敵からの攻撃に、さすがの犯人たちも焦りや恐怖心を顔に出してしまっている。そのうちの一人は混乱のあまり、デンジを抱えながら尻もちをついていた。
終身刑以上の囚人たちは、神社で目隠し+死に装束を着用し、正座をして並ばされていた。マキマは彼ら一人ひとりに名前を呼ぶよう指示する。
マキマが「三島シュウゾウ…と言いなさい」と指示を出すと、囚人の一人が「…ミシマシュウゾウ……」と口に出す。すると「パン」と手を合わせ、手の平をゆっくりとすり合わせながらねじる動作をするマキマ。
それと同時に、遠くにいるはずの三島シュウゾウが、マキマの動作に合わせるように、何かの力で上半身を搾り上げられた後、肉片も残らず血を辺りにまき散らしながら〇んでしまう。
・マキマが契約していた悪魔の名前は出てこなかったが、神社という特定の場所で行わなければならない様なルールがあったのかもしれない。また、神社という場所で行われていることもあり、攻撃方法を見ても“天罰”という風に見える。

マキマは「三島」と漢字での表記だが、囚人の口から発せられた名前は「ミシマ」とカタカナ表記であった。囚人は遠隔で〇されてしまった「三島シュウゾウ」のことは知らず、ただ言葉を発しただけという感じだった。しかし、マキマは犯人たちの名前をどうやって知ったのだろうか?
まとめ
今回は、マキマが一方的に犯人たちを攻撃する話であった。ミステリアスなマキマの正体がさらに分からなくなってしまった。しかし、何かしらの伏線は残されているはずである。